コロナウイルスの脅威に晒されるようになって半年近く経過しました。
首都圏では感染者数が再び増加しており、京都でも連日新たな感染報告があります。
ウイルスとの闘いはまだまだ続き、世界中でウイルスとの共存の道を探りながら手探りの状態が続いていますが、引き続きの感染対策は必須ですね。
さて、感染予防策については様々な方法が推奨されており、みなさんも色々と実践されていることと思います。
当院においても、
①医師及びスタッフの感染予防
②来院患者さんの感染予防
③双方に関連する感染予防
につき検討・対応を行っており、さらに日々アップデートすべく努力しています。
今回は②③に関連する新たな対策を講じましたので、そのご紹介。
1)アルコールディスペンサー
アルコール消毒液の自動噴霧器です。
センサー部分に手をかざすと1回分の消毒液が自動で噴霧される、という優れもの。
ポンプ部分に触れずに使用できることで、より清潔な操作が可能になります。
2)紫外線照射器
紫外線は様々な微生物を短時間で死滅させる能力を持っており、その光が到達する部位に付着したウイルス・バクテリア・カビ等を不活化します。
午前・午後の診察終了後、院内備品(待合室の椅子・ネブライザー・手すり等)に紫外線照射を行うことで清拭が難しい部位の残留ウイルス対策がより徹底できるようになりました(ただし、光が届く部位でしか効果を出さないため、毎回設置場所を工夫する必要あり)。
「これで完璧!」なんて対策はありませんが、今後も最大限の努力をしたいと思います。
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