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コロナ禍の弊害(超重要)

 コロナ感染症第8波の懸念、今冬のインフルエンザとの同時流行の懸念など、相変わらず油断できない状況が続く中で本格的な冬がやって来ますね。


コロナ感染症について、現在はオミクロン株/BA5が主流とされており重症化する割合が少ないのは良いものの、特効薬なるものは未だ広く処方できない状態です(高齢者・基礎疾患のある人には処方可)。

ということで、現時点では症状に合わせた処方をすることで対処するしか無いのが実情。


が、が、この状況にあって気道系炎症症状に処方される薬剤が軒並み処方困難になってきているのです。

例えば解熱鎮痛薬、例えば抗炎症薬や咳止め薬、そして多くの種類の漢方薬。

何故か・・・?

実はこんなところにもコロナの影響が出ているんです。


もうすぐ3年になろうとしているコロナ禍で

●先ほど記した一部の患者さん以外には一般医療機関で普通に処方できるコロナ感染症用の薬剤は存在しない

●となると、対症療法としての薬剤処方で対応せざるを得ない

●コロナ感染症増加に伴い気道系炎症症状に用いる薬剤の需要が爆発的に増加

●需要/供給のバランスが崩れたことにより出荷調整がかかるように

●関連薬剤の流通が減少し、処方できないケースが増えてきた

●この状況が改善される時期については見通しが立っていない

という事態が発生してしまったという訳。



 当院でも既に影響が出ており、

▼コロナ感染症を含め鼻・咽喉頭の炎症症状患者さんに処方できる薬剤が制限される

▼本来なら処方したい薬剤が使えないため、症状経過が長引く症例がある

▼薬剤の処方が制限される理由につき、患者さんに説明する必要が生ずる

といった状況になっています。


うーん、困ったものです。

この先、気温差・気温低下などで、いわゆる普通感冒などで、炎症症状を発症する患者さんが増えてくることは容易に予想できますので要注意。


病状は把握できたのに、

対処方法もわかっているのに、

コロナ感染症でもないのに・・・、

治療のために必要な薬剤の処方ができない!という事態が生じているのです。


 あまり報道・周知されない事実ですが、極めて憂慮すべき事態。

こうなると、普通感冒はもちろんインフルエンザ・コロナ感染症の感染対策・予防、日々の体調管理等の重要性が増してきます。

様々な観点から、引き続き油断せずに気を引き締めていきたいですね。




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