①2022シーズンの花粉症について
この記事を書いている4月1日現在、関西地方ではスギ花粉はほぼ終息したと言って良いと思います。
代わりにヒノキ花粉が増えてきており、眼やのどの症状を訴える人が増えてきています。
ただ、花粉症とコロナ感染症の症状はかなり見極めが困難なので、診察には神経を使うんですね。
先日も「花粉症始まりました。ちょっとのどの痛みと咳があるけど。」と来院した患者さんがコロナ陽性でした。残念ながらこのような事例に日常的に遭遇します。急性炎症症状のある方は引き続き屋外での診察となりますので、ご理解のほどお願いします。
・コロナ対策の一つとして「眼や鼻をいじらない」「口呼吸しない」ことが重要ですので、より厳密に症状コントロールできるように心がけましょう
・花粉症対策としては<屋外でのマスク着用>が必要(コロナ対策と併せると、結局一日中マスクになってしまいますが)
・「毎年花粉の時期はこんな感じだよね」という範囲に収まっているようであれば、まずは例年通りの対応。「いつもはこんな症状出ないなー」というのが少しでもあれば、要注意。
②新型コロナウイルス感染症について
オミクロン株の亜型が広まっており、再び流行拡大の懸念があると言われています。
重症化する割合が高くないのは幸いですが、全体の患者数が増えれば相対的に重症者数も増えてしまいますので、引き続き対策を行いましょう。
・発熱の有り/無しは一つの目安に過ぎないので、「いつもと体調が異なる」かどうかを注意
・一時期枯渇していた抗原検査キットはほぼ充足した状態がキープできております
・国内メーカーのコロナ治療薬、承認されるにはデータが不十分?とのことで先行き不透明
③開院21周年を迎えます
当院は2001年4月2日に開院しました。ということで、丸21年になります。
開院以来、少しでも地域医療に貢献すべく努力を続けてきました。自身の体調管理をしっかりと行い休まずに医療体制を提供することも務めと考えており、結果として体調不良が理由で休診にしたのは21年間で半日だけで何とか今日を迎えることができました。
・これからも真摯に医療に取り組みたいと思います
・最先端の医療を提供することはできませんが、最適な医療を提供したいと思います
・4/1にアップして「エイプリルフールの冗談か?」と思われたら困るので、本日アップです(笑)
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