「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」というのをご存じですか?
”認知症に対する施策を総合的に推進する”ことを目的として平成23年に策定されたものです。
計画が動き出してから5年経ち、この度、「新オレンジプラン」が発表されたのですが、その中の7つの柱の1つである「2.認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」の中に追加項目が。
それは、
<認知症の危険因子>の中で、
加齢、遺伝性のもの、高血圧、糖尿病、喫煙、頭部外傷、に続いて「難聴」が追加されたことです。
これにより難聴の方の認知症発症予防のツールとして、また認知症発症後のリハビリテーションや周囲とのコミュニケーションを円滑に図るためのツールとして、補聴器の役割がクローズアップされるかもしれません。
外部からの音声刺激が少なければ、それに対する反応も鈍る。
連動する形で精神・身体の活動・機能が低下する可能性が高まる。
・・・、そりゃー、何とかしないといけません!
超高齢化社会を迎える(迎えた?)日本、避けては通れない課題ですね。