
2016年、関西地方でのスギ・ヒノキ花粉の飛散量は過去10年間の平均値の50%以下でした。
ということは、比較的症状が軽く済んだ方が多かったのではないでしょうか。
でも、どうやら来年は油断しない方が良さそうな感じなんです。
今回、10月1日に東京で行われた「Allergic Rhinitis Outlook 2017」に参加して、花粉研究の第一人者である永倉先生の分析による2017年花粉予測を拝聴してきました。
スギ・ヒノキの花粉飛散量は、主に前年夏の「平均気温」と「日照時間」によって左右されることが知られていますが、様々なデータを解析した結果、
2017年の花粉飛散量は…、
「過去10年間の平均値の1.8~2倍!」
「2016年の3~5倍!」
と予測されていました(関西地方)。
もちろん、花粉シーズンの気象条件によって変化する可能性がありますが、準備・予防を怠らないようにしたいですね。