「のどがイガイガする・痛い」
「咳が止まらない」
「微熱が出る・頭が重い」
などなど、最近のどの具合が悪くて受診される患者さんがとても多くなっています。
極端に悪化しないかわりに、なかなか改善しない。
風邪薬を服用しても変化がない。
これって何?、ということで受診されるんですね。
そんな患者さんの多くは<PM2.5><黄砂>などにやられている可能性が高い、と思われます。
主に中国大陸から偏西風に乗って飛来する両者は、例年4-5月に最も多く観察されます。
しかも、スギやヒノキの花粉(20-40㎛)よりも小さな粒子(黄砂:約4㎛、PM2.5:2.5㎛未満)なので、鼻やのど、さらには肺の深部まで到達してしまうんです。
これらを吸引することは「排気ガス」を吸引しているのと同じことなので、余計に悪影響を及ぼすことは容易に想像できますね(黄砂は「黄色い悪魔」「殺人大気」と表現されることもあるそうです・怖い)。
気候が良くなるこの時期、屋外での活動が増えればその影響はさらに大きくなるので要・要注意です!
・暑いけど、マスク
・とにかく頻回にうがい
・しっかりと口を閉じて!