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【長引く咳まとめ|原因と対策のポイント】

「のどが弱い」「咳が長引く」背景には、実は慢性的な“口呼吸”が隠れていることがあります。口から吸う乾いた空気がのどを刺激し続け、粘膜の乾燥・炎症・過敏化を招いて咳が止まりにくくなるためです。

 

鼻づまり、後鼻漏、就寝中の口開きなど複数の要因が重なって起こるため、まず鼻の状態を整えて鼻呼吸に戻すことが重要です。鼻呼吸が改善すると、のどの刺激が減り、咳が続きにくい体質に変わっていきます。

くしゃみをする女性

◆ よくある症状

・風邪は治ったのに咳だけ残る
・のどが弱く、すぐイガイガする
・夜間や朝方に咳が出やすい
・乾燥した空気で咳が悪化する

◆ なぜ口呼吸で咳が長引くの?

① 空気が乾燥したまま、のどに直撃する
 鼻は本来、空気を「加湿・加温・ろ過」するフィルターです。
口呼吸ではこの機能が働かず、乾いた冷たい空気が直接のどに入り、
→ 粘膜の乾燥・炎症が起こり、咳が出やすくなります。

② 咳の“センサー”が過敏になる
 乾燥刺激が続くことで、のどや気管支の表面が敏感になり、
→ **少しの刺激でも咳が続く状態(咳過敏)**になりやすくなります。

③ 鼻・副鼻腔のトラブルが隠れていることが多い
 長引く咳の方には、次のような症状を伴うことがよくあります。

・鼻づまり
・後鼻漏(鼻水がのどに垂れる感じ)
・就寝中の口開き
・朝の口の乾き

これらは、知らないうちに口呼吸に切り替わっているサインです。

④ 呼吸パターンの乱れが咳を難治化する
 口呼吸や浅い胸式呼吸など、非生理的な呼吸習慣そのものが、
→ 咳を維持・悪化させる要因になることも指摘されています。

◆ 自分でできる対策ポイント

・室内の加湿を心がける
・こまめな水分摂取
・睡眠時の口開き対策(口閉じテープ・枕調整など)
・日中も鼻呼吸を意識する

乾燥刺激が減ることで、咳の出やすさ(咳の閾値)が上がり、回復しやすくなります。

◆ 受診の目安

・咳が3週間以上続いている
・鼻づまりや後鼻漏を伴う
・夜間や早朝に咳が強い
・市販薬で改善しない

◆ 当院でできること

・鼻・副鼻腔・のどの状態を詳しく評価
・アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎などの治療
・鼻呼吸を妨げている原因の改善
・必要に応じた生活・呼吸指導

鼻の状態を整えることで、自然に鼻呼吸へ戻り、咳が軽減する例は非常に多くあります。

◆ まとめ

 長引く咳は、「のどが弱い体質」だけで片付けられないことがあります。
背景にある鼻のトラブルや口呼吸に目を向けることで、改善の糸口が見つかるケースも少なくありません。
気になる症状が続く場合は、早めにご相談ください。

症状の背景には、鼻・のどだけでなく生活習慣や体調全体の影響が関係することもあります。

▶ 耳・鼻・のど・体調管理のQ&A(院長解説)は こちら

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