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Image by Nicolas Lobos

声を酷使する習慣のある人が注意するべき生活習慣Q&A

―「声が枯れやすい」「のどがもたない」人へ―

 

 普段から声を酷使するという人には、ここに書いてある話をよくしています。 すべての人に当てはまるわけではないので、気になるところだけ拾い読みしてください。

 

Q1.声を使う仕事だと、のどはやっぱり傷みやすいですか?

A.はい。使い方次第で、かなり負担がかかります。 声帯は筋肉と粘膜で作られています。長時間・大きな声・無理な発声が続くと、声帯の疲労や炎症が起こりやすくなります。

 

🩺 院長のひとこと 「“使いすぎ”はもちろんですが、“使い方”が問題になることも多いです。」

 

Q2.のどが痛くなくても、声がかすれるのは問題ですか?

A.はい。負担がたまっているサインです。 痛みがなくても「声がかすれる」「出しにくい」「夕方になると弱くなる」といった変化は、声帯が疲れている証拠です。

特に、

・自分ばかり話し続けている

・説明や指導で“一方的にしゃべる時間”が長い  といった状況では、気づかないうちに声帯が酷使されています。

 

Q3.喋っている間、呼吸の仕方は声に影響しますか?

A.はい。無意識の「口呼吸」が負担を増やします。 長く話し続けていると、どうしても口呼吸になりがちです。口呼吸では吸い込む空気が乾燥しており、声帯の潤いが奪われやすくなります。

 

🩺 院長のひとこと 「“話し続けない工夫”も、立派な声のケアです。」

・一人で話し続ける時間を意識的に減らす

・相手に話してもらう“間”をつくる

こうした工夫だけでも、声帯の負担はかなり軽くなります。

 

Q4.乾燥やエアコンは、声に影響しますか?

A.かなり影響します。 乾燥した空気は声帯の潤いを奪い、ちょっとした発声でも傷つきやすくなります。 特に「冷房・暖房の効いた室内」「長時間のマスク着用」では注意が必要です。

 

🩺 「声帯にとって“乾燥”は最大の敵です。」

 

Q5.寝不足や疲労も、声に関係ありますか?

A.強く関係します。 睡眠不足や全身疲労があると、声帯の回復が追いつかなくなります。 「しっかり寝た翌日は声が出やすい」と感じる人は、まさにこの影響です。

 

Q6.咳払いは、声に良くないって本当ですか?

A.本当です。かなり負担になります。 咳払いは声帯同士を強くぶつける動作なので、癖になっていると、炎症や声枯れが長引きます。

 

🩺 「咳払いの代わりに、ひと口水を含むだけでも違います。」

 

Q7.声のために、普段からできる工夫はありますか?

A.特別なことより、生活習慣の見直しが大切です。

・こまめに水分をとる(喋る合間に一口含む)

・話し続ける時間を減らし、適度に“間”をつくる

・無意識の口呼吸を避け、乾燥させない

・できるだけ小さめの声で話す

・無理な発声は休む

これだけでも、声の持ちは大きく変わります。

 

Q8.声のトラブルを繰り返す場合、受診の目安は?

A.次のような場合は、早めの受診をおすすめします。

・声枯れが2週間以上続く

・声が出にくい状態を繰り返す

・痛み・違和感が強い

・声を使う仕事で支障が出ている

 

🩺 「声は“消耗品”ではありません。話し方・休ませ方・潤し方を整えることで、その都度回復させることができます。」

職業別に見る「声を守る考え方」― 教師・保育士向け版 / ボーカリスト・役者向け版 ―

声を枯らしてしまった/枯らしたくない人へ

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