【イヤホンまとめ|原因と対策のポイント】
イヤホンを使っていて「耳が痛い」「かゆい」「聞こえが悪くなった気がする」と感じたことはありませんか?
近年はワイヤレスイヤホンの普及により、外耳炎や耳のトラブルで受診される方が増えています。
【外耳炎 セルフチェック】
① イヤホンを入れる前に、手を洗ってる?
手の汚れがそのまま耳に入り、外耳炎の原因になります。
② イヤホンを長時間つけっぱなしにしてない?
湿気がこもって細菌や真菌が繁殖しやすくなります。
③ 合わないイヤーピースで耳が痛くなったり、外した後にかゆくならない?
摩擦や軽い傷があるサインで、感染の原因になります。
④ イヤホンの掃除、定期的にしてる?
皮脂・汗・耳垢が残って炎症を繰り返しやすくなります。
⑤ 運動中にもイヤホンを使ってない?
汗で湿度が上がるため、外耳炎のリスクが高まります。
【ヘッドホン・イヤホン難聴 セルフチェック】
① よく電車の中で音楽を聴く?
無意識のうちに音量を上げてしまう原因になります。
② 大音量で音楽を聴くのが好き?
大きい音で聞こえの神経がダメージを受けやすくなります。
③ ノイズキャンセリング機能がないイヤホンを使っている?
①②と同じリスクが高くなります。
④ 長時間のオンライン会議/オンライン授業に参加する?
長時間の使用で聞こえの神経がダメージを受けやすくなります。
⑤ イヤホンで音を聴きながら寝る習慣がある?
④と同じリスクが高くなります。

◆ よくある症状
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炎症による症状:耳の痛み・かゆみ・ジクジク感・耳だれ
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聞こえの神経機能低下による症状:聞こえにくさ・耳鳴り
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いずれでも起こる症状:詰まった感じ・違和感
◆ イヤホンが原因で起こる主なトラブル
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外耳炎(最も多い)
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カビ(外耳道真菌症)
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耳垢の押し込み
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騒音性難聴(特に音量が大きい場合)
→ ヘッドホン・イヤホン難聴を予防しよう!(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)
◆ なぜイヤホンで耳が悪くなるの?
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長時間装着による蒸れ
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耳の中の皮膚の傷
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雑菌・カビの繁殖(イヤホンの清掃不足)
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音量が大きすぎる習慣
◆ 自分でできる予防ポイント
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連続使用は1〜2時間まで(理想は60分まで)
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痛み・かゆみが出たらすぐ使用中止
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イヤホンは定期的に清掃
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音量は周囲の音が少し聞こえる程度
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入浴後は耳の中をしっかり乾かす(耳掃除し過ぎはアウト)
→ 外耳炎とどう向き合う?
→ 「耳」関係の興味深い文献はこちら
◆ 受診の目安
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痛みやかゆみが2日以上続く/悪化傾向がある
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耳だれが出た/閉塞感がある
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聞こえが/聞き取りが悪くなったように思う
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市販薬で改善しない
◆ 当院でできること
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耳の中の状態を詳しく確認
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外耳炎の治療(点耳薬・内服)
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カビ・細菌の有無のチェック
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必要に応じて耳垢の処置
◆ まとめ
イヤホンは便利な反面、使い方によっては耳に大きな負担がかかります。
「少しおかしいな」と感じた時点で早めに受診することで、重症化を防ぐことができます。
症状の背景には、鼻・のどだけでなく生活習慣や体調全体の影響が関係することもあります。
▶ 耳・鼻・のど・体調管理のQ&A(院長解説)は こちら
