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イヤホンと難聴・耳鳴の関係についてのQ&A

Q1.イヤホンを使うと難聴になりますか?

A.使い方によっては、難聴のリスクが高まる可能性があります。
特に「大きな音量」「長時間」「周囲の騒音を打ち消すための音量上げ」は、内耳(聞こえの神経)に負担をかけます。
一度傷ついた神経は回復しにくいため、日常的な使い方が重要です。

Q2.どのくらいの音量・時間が危険ですか?

A.目安として「最大音量の60%以下」「連続使用は60分以内」が推奨されています。
「外した直後に耳がボワっとする」「キーンとした音が残る」場合は、すでに負担がかかっているサインです。

Q3.イヤホンが原因で耳鳴りが起こることはありますか?

A.あります。強い音刺激や長時間使用により内耳が疲労すると、耳鳴り(キーン・ジー) が出現することがあります。
一時的なこともありますが、繰り返すと慢性化する場合もあり、注意が必要です。

Q4.ノイズキャンセリングイヤホンは安全ですか?

A.使い方次第です。周囲の騒音を減らせるため、音量を下げられる点では有利 です。
一方で「長時間・無意識使用」になりやすいため、時間管理を意識することが大切です。

Q5.子どもや学生のイヤホン使用で注意すべき点は?

A.成長期の耳は刺激に弱く、影響が残りやすいと考えられています。

「音量制限機能の活用」「使用時間のルール化」「就寝前・長時間学習中の連続使用を避ける」といった工夫が、将来の聞こえを守ることにつながります。

合わせて読みたい

→ イヤホンのトラブルまとめ

​→ その他の耳のトラブル・疾患について

院長コメント

 イヤホンは現代生活に欠かせない便利な道具ですが、「静かに壊れていく難聴」の原因になり得ます。
自覚症状が乏しいまま進行するのが特徴で、「聞こえにくさ」や「耳鳴り」で初めて気づく方も少なくありません。
音量と時間を意識するだけでリスクは大きく下げられます。気になる症状があれば、早めに耳鼻咽喉科へご相談ください。

医学的根拠

 強大音や長時間の音刺激は、内耳の有毛細胞を障害し、感音難聴や耳鳴り の原因となることが知られています。
世界保健機関(WHO)も、若年層におけるイヤホン・ヘッドホン使用と将来の難聴リスクについて警鐘を鳴らしています。

​その他の「耳の症状・治療について」はこちら

参考文献

  1. World Health Organization. Make Listening Safe.

  2. Kujawa SG, Liberman MC. Adding insult to injury: cochlear nerve degeneration after “temporary” noise-induced hearing loss. J Neurosci.

  3. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会:騒音性難聴に関する解説

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