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耳鼻咽喉科専門医が、最新の知識と日常診療の経験をもとに、みなさまの健康に役立つ情報を発信しています。
花粉症・中耳炎・感染症対策など、よくある悩みから専門的な症状まで丁寧に解説しています。
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感染症激増! 注意すべきこと
12月、気温の低下に伴って様々な感染症が流行する事態となっています。 インフルエンザ、コロナ、マイコプラズマ肺炎などなど・・・。 皆さん、「年末年始を含めて大事な時に体調不良・・・」なんてことを避けるためにも気をつけていると思いますが、今回は感染症対策・注意すべきことについて改めて解説しようと思います。 ①体調管理 一番基本になるのは、やはり体調そのものの管理ですね。 寝不足・疲労蓄積は避けるべきツートップ。 これらは抵抗力・免疫力低下を引き起こし、易感染性の要素を高めることに繋がります。 大掃除・今年のうちに片づけておきたい仕事・お正月の準備などあるかと思いますが、無理は禁物! さらに、年末年始にゆっくりし過ぎて夜更かし・寝不足など、生活リズムを極端に乱さないことも重要。 ②身体を冷やさないこと 外側からも内側からも、身体を冷やさない工夫が必要です( 無理に暖めなくてもいいけど、冷やさないことがポイント )。 気温の低い日に寒さ対策が徹底できていないパターンが圧倒的に多いので、今一度ご確認を。 忘年会・クリスマス・初詣など、意外と屋外移


真夏を元気に乗り切る方法
2024年の夏も例年よりも暑くなり、さらにその酷暑が続くようです。 今回は、真夏の暑さに負けず元気に夏を乗り切る方法をお伝えします。 1)規則正しい生活リズム 基本はこれです。 バランスが取れた食事、疲れを取るために必要な睡眠時間 の確保が極めて重要です。 ●食事に関しては「管理栄養士に相談を」なんて大袈裟なことを考える必要はありませんが、肉・魚・野菜のバランス、主食・副食のバランスを少しでも意識できるとよいですね。 暑いからと言って冷たい飲み物・食べ物ばかりだと、身体の内側から冷える状況を作ってしまうので要注意。 ●睡眠に関しては「疲れを取るために必要な」という部分が重要。 休みの日は昼まで寝れちゃう、という人は普段の睡眠で疲労回復が十分にできていない可能性大です。 〇時間以上!、と決める必要はありませんが、前述のとおり疲れを解消するのに必要な睡眠時間を意識しましょう。 2)暑さ(熱中症含む)対策 ●エアコンを使う(ただし、冷え過ぎには注意) 温度設定に絶対的な正解はありませんが、表面皮膚が冷えるほど室内温度を下げないようにしましょう。


検査で異常なし?実はアレルギーだった『局所性アレルギー性鼻炎』とは
最近、「アレルギー性鼻炎」の診療ガイドライン(GL)が改訂されました。その中で注目すべき変化があり、実は私自身が2016年に書いた記事内容と深く関係していたので、今回はその記事を再掲しつつ、最新の情報を交えて解説します。 💬 「検査で異常なし」でも花粉症のような症状が… Aさんは、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみに悩み受診しました。医師も本人も「アレルギー性鼻炎(花粉症)だろう」と思って治療を進めていましたが、採血で調べるとアレルギー反応は“陰性”。 Aさん:「絶対に花粉症だと思ってたのに!」と驚く結果に。 こうした事例、実は少なくありません。 🧬 鼻の中だけで起こる「局所性アレルギー性鼻炎」 近年、**鼻粘膜の局所だけでアレルギー反応が起こる「局所性アレルギー性鼻炎(LAR)」**という病態が明らかになりました。 このタイプでは、血液検査(IgE抗体の測定)ではアレルギー反応が見られませんが、鼻水を採取して検査すると、 鼻の中でのみアレルギー反応が起きている ことが確認されます。 つまり、「採血では分からないアレルギー」が存在するの
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