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耳鼻咽喉科専門医が、最新の知識と日常診療の経験をもとに、みなさまの健康に役立つ情報を発信しています。
花粉症・中耳炎・感染症対策など、よくある悩みから専門的な症状まで丁寧に解説しています。


季節ごとに体調不良の症状?PM2.5と1年の不調カレンダー
◆ はじめに 「花粉の時期じゃないのに、なんとなく調子が悪い」「季節ごとに違う不調が出る」 そんな方は、“空気の影響”を受けている可能性があります。 PM2.5は一年中存在し、そこに季節ごとの要因(花粉・乾燥・寒暖差など)が重なることで、体調に影響を与えます。 今回は、1年を通してどの時期に何が起こりやすいのかを整理しながら、対策まで分かりやすく解説します。 ■ 関連記事 ▶ PM2.5・黄砂で起こる体調不良(頭痛・めまいなど) ▶ PM2.5と黄砂はいつ飛ぶ?飛来時期と対策 ◆ 1年カレンダー|季節ごとの空気と体調の関係 ■ 春(3〜5月) 黄砂+花粉+PM2.5+気温差 ・1年で最も負担が大きい時期 ・鼻水、のどの違和感、頭痛、だるさが出やすい ・「花粉症じゃないのに不調」の人が増える <複数の刺激が重なる“ピークシーズン”> ■ 夏(6〜8月) PM2.5(弱) ・空気による影響は比較的少なく、体調が安定する人が多い <「夏は調子がいい」は重要なヒント> ・ただし、天候・気圧変化に反応する人は梅雨時に注意 ▶ 気象病/天気痛についての解説


いびきシリーズ③ 睡眠時無呼吸のサインと耳鼻科受診の目安
「いびき」自体はよくあることですが… 家族に 「いびきがうるさい」 「寝ているときに呼吸が止まっている」 と言われたことはありませんか? いびきは多くの人にみられる症状ですが、場合によっては 睡眠時無呼吸症候群 という病気が隠れていることがあります。 特に、大きないびき・呼吸が止まる・日中の強い眠気などがある場合は注意が必要です。 ◆ 睡眠時無呼吸とは? 睡眠時無呼吸とは、寝ている間に呼吸が何度も止まる病気です。 正式には睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome:SAS)と呼ばれます。 睡眠中に空気の通り道(気道)が狭くなることで、 呼吸が止まる 酸素が不足する 眠りが浅くなる(脳が覚醒する) といった状態が繰り返されます。 ◆ 睡眠時無呼吸の主な症状 次のような症状がある場合は、睡眠時無呼吸の可能性があります。 夜の症状 大きないびき いびきが途中で止まる 寝ている間に呼吸が止まる 夜中に何度も目が覚める 日中の症状 日中の強い眠気 朝起きたときの頭痛/熟睡感欠如 だるさ・集中力低下 「しっかり寝ているはずなのに疲れが取


鼻づまりといびきは関係あり!睡眠の質に影響する理由
「最近いびきがひどいと言われる」「鼻が詰まると、いびきが大きくなる」 このように感じたことはありませんか? 実は、 鼻づまりといびきは深い関係 があります。鼻が詰まると呼吸の通り道が狭くなり、睡眠中のいびきにつながることがあります。 今回は 鼻づまりといびきの関係、そして睡眠への影響 について解説します。 ◆ 鼻づまりでいびきが起こる理由 私たちは本来、鼻で呼吸するのが正常な状態なのです。 もちろん、睡眠中も**鼻で呼吸する(鼻呼吸)**のが自然です。 しかし鼻づまりがあると「鼻呼吸がしにくい → 口呼吸になる」という状態になります。 口呼吸になるとのどの奥(軟口蓋や舌)が狭くなることで粘膜が振動しやすくなり、 いびきが起こりやすくなる と考えられています。 ◆ 鼻づまりの原因 いびきにつながる鼻づまりには、さまざまな原因があります。 ① アレルギー性鼻炎(花粉症など)を含む鼻炎 気温・湿度・環境変化などによる影響で鼻炎を起こすケースはもちろん、花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎では、鼻粘膜が腫れて鼻づまりが起こります。 特に花粉


朝にのどが痛い原因は?乾燥トラブルと正しい対策を解説
はじめに 朝起きるとのどがイガイガする、鼻がムズムズして通りが悪い。 そんな症状が続いていませんか? 実はその不調、空気の「乾燥」が大きく関係しているケースがあるんです。 🌿乾燥が続くとのどが痛い・鼻づまりが起こる理由 乾燥が続くと次のような症状が出やすくなります。 鼻づまりが慢性化する のどの痛み・咳が長引く アレルギー症状が悪化する また、鼻のムズムズやかゆみがあるとつい顔を触りがちですが、触るほど粘膜や皮膚が刺激されて症状が悪化します。 合わせて読みたい → [人は1時間に23回顔を触る!“クセ”から見直す感染予防(2025.11.10公開)] → 鼻がつまって眠れない|大人と子どもで違う原因と対処ガイド ◆ のど・鼻の乾燥を防ぐ3つの基本対策 ① 加湿を意識する 湿度が低いと鼻やのどの粘膜がすぐ乾燥します。加湿器が理想ですが、以下のような簡単な方法でもOK。 洗濯物の室内干し お湯を入れたコップを枕元へ 濡れタオルを干す 理想的な湿度は40〜60%。湿度計は加湿器の“近く”に置くと誤差が出やすいので、少し離れた場所に置きましょう


PM2.5と黄砂はいつ飛ぶ? 春だけじゃない飛来時期と対策
合わせて読みたい ▶ PM2.5・黄砂で起こる不調|頭痛・めまい・鼻水などとの関連性 ▶ なぜ季節で体調が変わる?PM2.5と1年の不調カレンダー ■「PM2.5」と「黄砂」が飛ぶ時期、知っていますか? 春になると、 ✔ 花粉症が急に悪化した ✔ のどがイガイガする ✔ 目や鼻の調子がずっと悪い という相談が一気に増えます。 原因は花粉だけではありません。実はこの時期、PM2.5や黄砂も同時に飛来しています。 今回は、「いつ」「何が」「どれくらい飛んでいるのか」を簡単に整理してみましょう。 ■ PM2.5とは? PMとは “particulate matter(微小粒子状物質)” の略で、直径2.5μm以下の非常に細かい粒子を指します。 主な発生源は、 ・工場や発電所 ・車の排ガス ・海外からの越境大気汚染 などです。 日本では、偏西風の影響で3〜5月に濃度が上がりやすいのですが、実は1年を通して常に存在しています。つまり「春だけの問題」ではありません。 ■ 黄砂とは? 黄砂は、中国大陸の砂漠地帯(ゴビ砂漠など)の砂ぼこりが舞い上がり、日本


気温・気圧変化で頭痛・めまいが起こる理由|それ“気象病”かもしれません
「雨の日になると頭痛がする」 「台風の前にめまいが出る」 「天気が悪いと耳が詰まる感じがする」——そんな経験はありませんか? 最近よく耳にする「気象病」や「天気痛」は、まさにこうした症状を指します。今回はその仕組みと対策について解説します。 🌀 気象病・天気痛とは? 気圧の変化によって体調が崩れる状態です。 天候や気候の変化に伴って体調が崩れる状態を「気象病」と呼び、その中でも頭痛などの痛みを伴う症状を「天気痛」といいます。 主な原因は気圧の変化と考えられています。 👂 内耳と自律神経の関係 内耳が気圧変化を感知し、自律神経が乱れます。 耳の奥にある「内耳」には、気圧の変化を感じ取るセンサーがあります。急な気圧変化がこのセンサーを刺激すると、その情報が脳へ伝わり、自律神経のバランスが乱れることで様々な症状が起こります。 耳鼻咽喉科で多い症状は以下の通りです。 めまい 耳閉感(耳に膜が張ったような感じ) 頭痛 耳鳴りの悪化 雨や台風の前後、梅雨時に悪化しやすく、疲労・睡眠不足・ストレスが重なると症状は強くなります。 🧠 関連する疾患...
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