PM2.5と黄砂、いつ飛ぶ? 春だけじゃない飛来シーズンと対策
- shibata.ent
- 2025年10月21日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前
■「PM2.5」と「黄砂」が飛ぶ時期、知っていますか?
春になると、
✔ 花粉症が急に悪化した
✔ のどがイガイガする
✔ 目や鼻の調子がずっと悪い
という相談が一気に増えます。
原因は花粉だけではありません。実はこの時期、PM2.5や黄砂も同時に飛来しています。
今回は、「いつ」「何が」「どれくらい飛んでいるのか」を簡単に整理してみましょう。
■ PM2.5とは?
PMとは “particulate matter(微小粒子状物質)” の略で、直径2.5μm以下の非常に細かい粒子を指します。
主な発生源は、
・工場や発電所
・車の排ガス
・海外からの越境大気汚染
などです。
日本では、偏西風の影響で3〜5月に濃度が上がりやすいのですが、実は1年を通して常に存在しています。つまり「春だけの問題」ではありません。

■ 黄砂とは?
黄砂は、中国大陸の砂漠地帯(ゴビ砂漠など)の砂ぼこりが舞い上がり、日本まで運ばれてくる現象です。
日本に届く頃の粒子サイズは約4μmで、PM2.5よりやや大きい程度。
特徴は、
✅ ほぼ春限定(主に3〜5月)
✅ 数日〜十数日間続くことがある
という点です。
そして問題なのが――花粉+黄砂が重なる時期がある
スギ・ヒノキ花粉がピークとなる3〜4月は、黄砂のピークとも重なります。
つまり、花粉+黄砂+PM2.5 が同時に飛ぶ時期があるということです。
この時期に症状が急に悪化する人が多いのは、このためです。

■ 花粉との違い
参考までに粒子サイズを比べてみると、
・髪の毛の直径:約70μm
・スギ・ヒノキ花粉:20〜40μm
・黄砂:約4μm
・PM2.5:2.5μm以下
PM2.5や黄砂は非常に小さいため、鼻だけでなく、のど・気管支・肺の奥まで入り込みやすいのが厄介な点です。
花粉+黄砂+PM2.5 が同時に飛ぶ、そんな日はさらに要注意!ですね。
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■ 今日からできる簡単対策
外出時にもマスクを着ける
鼻呼吸 を意識する(=口呼吸をしない)
帰宅後すぐにうがい・洗顔(屋外でもうがいをこまめに)
鼻を定期的にかむ・鼻うがいを活用
■ 自宅でできる追加対策
外だけでなく、室内の環境も工夫することで体への負担を減らせます。
空気清浄機を24時間弱運転(フィルターの掃除も忘れずに)
洗濯物や布団は室内干し・布団乾燥機を活用
帰宅後はすぐに衣服の花粉・ホコリを払う(家に入る前に)
掃除機よりも拭き掃除中心に(舞い上がりを防ぐ)
■ まとめ:実は、ほぼ1年中何かが飛んでいる
PM2.5はほぼ通年、黄砂は春中心。そして花粉も春だけでなく初夏や秋にも種類を変えて飛んでいます。つまり――「真冬以外は何かしら飛んでいる」 のが現実です。
ちょっと残念な話ですが、できる範囲の対策を続けることが大切です。
小さな習慣の積み重ねが、のどや鼻の不快感を大きく減らしてくれます。
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