コロナ禍が続く昨今、気付いたら春の花粉シーズンが既に始まっています。
みなさん感染・花粉対策に尽力されていることと思いますが、「手洗い」とともに対策の代表格と言えるのが「マスク着用」。
ただ、最近になってマスクの種類による予防効果の違いが検証されるようになり、特にウレタンマスクがやり玉に挙げられる状況があるようです。
ウレタンマスクや布マスクは不織布マスクに比べてウイルス等の拡散・吸引の予防効果が少ない、という論調なんですね。
巷には<不織布マスク警察>なんて人がいるという報道もあって、ウレタンマスク・布マスク業界の方々が悲鳴をあげているとも聞きます。
・・・果たして、ウレタン・布マスクが全てアウトなのでしょうか?
私の答は、「NO」です(最近では高機能なウレタン・布マスクも登場しているようですしね)。
ただし、一定の基準を設けた上で上手に使い分けるスキルが必要かな、とも思うのです。
そこで今回は、私の独断で「こんな時にはこのマスク!」みたいな使い分け方法をご紹介したいと思います(あくまで独断ですのでご了解下さい)。
また、今回ご紹介するのは花粉シーズン中を想定した対策ですので、そちらもご了解くださいませ。
***2023.02の時点で若干の加筆を行っています***
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①屋外移動中
1)花粉症の人は不織布マスク
・自家用車で移動中はマスク不要(窓を開けなければ)
2)花粉症でない人
・人混み・公共交通機関利用時等では不織布マスク
上記に該当しない(いつもの場所・いつものメンバー等、状況がキッチリと把握できている)状況ではウレタンマスク・布マスク等でOK、何ならマスクなしも推奨されてきていますよね
もちろん、ソーシャルディスタンスが保たれているのが前提ですね
・人混みでない場所を一人で移動中は、そもそもマスクなしでOK.
②屋内滞在中(花粉症の有無に関わらず)
・不特定多数が出入り・滞在する場所では不織布マスク
ただし、換気が徹底されていて同一人物が長時間同じ場所に滞在しないような状況ならばウレタンマスク・布マスク等でもOK
・いつもの場所・いつものメンバー等、状況がキッチリと把握できている(学校・職場等)状況ではウレタンマスク・布マスク等でOK
・いずれの状況でも個人の判断でマスク無しもOK、との指針が国から示されました。
今後は自己責任で対応して下さい、ということですね。
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花粉症対策については従来の対策を踏襲するのが基本路線かと。
換気を徹底した結果として屋内に侵入した花粉の対策は?という問題については、換気扇や空気清浄機等を使用することで対処する必要がありそうです。
一方、そもそも無症状の人が一定数いると言われるコロナ感染症。これを完全にブロックするのは至難の業ですので、可能な限りの対策を継続することが求められますね。
状況に応じてマスクも使い分けできれば理想的、として結んでおきます。
おまけ
・鼻出しマスクはアウト
・マスク表面を触るのもNG
・顔の大きさに会わないマスクもおススメできません
・マウスシールドは・・・、ほとんど意味ナシ
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