先日、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが声帯ポリープの手術を受けたことをご自身のブログで報告されました。
http://ameblo.jp/kiryu-in/entry-12159275068.html
日常的に声を使う人に多い疾患で、声帯粘膜の一部が水ぶくれみたいに腫れてしまう、というもの。
左右の声帯が合わさって振動することで声が出るのですが、その時に一番摩擦が大きい部分にポリープができます。
歌手、舞台俳優、劇団員、学校の先生などなど
・無理して大きな声を出し続けることで声帯粘膜が炎症を起こす。
・さらに声を酷使することで声帯粘膜の一部が腫れる
・炎症が長期化することで腫れが引かなくなる

声帯ポリープ(白丸部:鬼龍院さんのものではありません・笑)
同じように声を出していても平気な人もいるのですが、酷使することで声帯粘膜に負荷がかかってしまう人もいるんですね、これが。
一番は声(のど)の安静ですが、経過が思わしくない場合は手術が選択肢になってきます。
ただ、「術後は何をしてもOK!」という訳ではないので、引き続き、いや、今まで以上にのどを労わる努力が必要です。
普段から、「これ以上声を出したらヤバい」という一線を決して超えないように注意する必要があります。
・うがい、水分補給をしてのどを乾燥させない
・口呼吸しない
・マスクを着用する(特に屋外、乾燥した部屋、空気がキレイでない場所では)
・刺激の強い飲食物(やたら辛い、キツイ炭酸、度数の高いアルコール等)を避ける