春花粉が終わったのに症状が続く?イネ科花粉症との違いと対策
- shibata.ent

- 4 分前
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〜「まだ花粉あるの?」と思ったあなたへ〜
「花粉症=春」と思っていませんか?実は花粉症は一年中あり、春と夏では原因も症状の出方も対策も全く違います。
春が終わったのに症状が続く方、あるいは「夏になると急に悪くなる」という方は、別の花粉に反応している可能性があります。
今回は、春花粉と夏花粉の違いをわかりやすく解説します。
◆ そもそも原因・特徴が違う
春花粉(2〜4月)
主にスギ・ヒノキなどの樹木花粉
山に多く広く分布
夏花粉(5〜8月)
イネ科(ハルガヤ・カモガヤ・オオアワガエリなど)の草花粉
河川敷・公園・空き地など私たちの生活圏に普通に生えている
スギ・ヒノキの後に入れ替わるように始まるのが特徴です。
春花粉の特徴
粒子が軽く、高い場所から風に乗って数十〜数百km飛ぶ
都市部でも大量に飛散
「山から遠くても症状が出る」つまりどこにいても逃げにくい
夏花粉の特徴
粒子が比較的重く、遠くまで飛びにくい
「発生源の近くで濃度が高くなる」つまり近づかなければ回避できることが多い
ここが患者さんが一番誤解しているポイントです。
夏花粉は飛散距離が短い分、
河川敷を歩いた
公園で子どもと遊んだ
草むらの近くにいた
こういった場面で一気に大量の花粉を浴びることがあります。
結果として、
「急に症状が悪化した」
「特定の場所だけつらい」
という特徴的な訴えになります。

◆ 症状の違いはある?
基本症状は共通です。
くしゃみ
鼻水
鼻づまり
目のかゆみ
ただし夏花粉では、
屋外で悪化しやすい・場所依存性が強い(河川敷・公園へ行った、草刈りをした、など)、
のどの痒み・イガイガ感が出やすい、という特徴が目立ちます。
◆ 対策の違いを知ろう!
春花粉対策
マスク・メガネ
洗濯物の室内干し
外出後の洗顔・洗髪
花粉飛散が広範囲に飛ぶため全体的な防御が中心
夏花粉対策
草むら・河川敷を避ける
半袖・短パンでの接触を減らす
一番のポイントは「近づかない」こと
◆ よくある勘違い
❌「春花粉の時期は終わったのに・・・」→ 夏花粉の可能性あり
❌「今年は軽い」→ 生活リズム・行動パターンの変化が関係するケースもあり
❌「薬をやめたら悪化した」→ 季節の切り替わりで別の花粉に反応
◆ まとめ
項目 | 春花粉 | 夏花粉 |
主な原因 | 樹木(スギ・ヒノキ) | 草(イネ科) |
飛び方 | 遠くまで飛ぶ | 近距離中心 |
特徴 | どこでも症状 | 場所で変わる |
対策 | 全体防御 | 近づかない |
「春の花粉症が終わったのに調子が悪い」そんな方は、夏花粉への切り替わりを疑う必要があります。
特に、
河川敷によく行く
屋外活動が多い
特定の場所で悪化する
こういった方は要注意です。
春花粉症の人の50%近くが夏や秋の花粉症を合併する、と言われており、決して少なくないんです。
症状が続く場合は、原因をしっかり見極めて対策することが大切ですね。



