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春花粉が終わったのに症状が続く?イネ科花粉症との違いと対策

〜「まだ花粉あるの?」と思ったあなたへ〜


「花粉症=春」と思っていませんか?実は花粉症は一年中あり、春と夏では原因も症状の出方も対策も全く違います。

春が終わったのに症状が続く方、あるいは「夏になると急に悪くなる」という方は、別の花粉に反応している可能性があります。


今回は、春花粉と夏花粉の違いをわかりやすく解説します。


◆ そもそも原因・特徴が違う

春花粉(2〜4月)

  • 主にスギ・ヒノキなどの樹木花粉

  • 山に多く広く分布

夏花粉(5〜8月)

  • イネ科(ハルガヤ・カモガヤ・オオアワガエリなど)の草花粉

  • 河川敷・公園・空き地など私たちの生活圏に普通に生えている

スギ・ヒノキの後に入れ替わるように始まるのが特徴です。


春花粉の特徴

  • 粒子が軽く、高い場所から風に乗って数十〜数百km飛ぶ

  • 都市部でも大量に飛散

  • 「山から遠くても症状が出る」つまりどこにいても逃げにくい

夏花粉の特徴

  • 粒子が比較的重く、遠くまで飛びにくい

  • 「発生源の近くで濃度が高くなる」つまり近づかなければ回避できることが多い


ここが患者さんが一番誤解しているポイントです。

夏花粉は飛散距離が短い分、

  • 河川敷を歩いた

  • 公園で子どもと遊んだ

  • 草むらの近くにいた

こういった場面で一気に大量の花粉を浴びることがあります。


結果として、

  • 「急に症状が悪化した」

  • 「特定の場所だけつらい」

という特徴的な訴えになります。



◆ 症状の違いはある?

基本症状は共通です。

  • くしゃみ

  • 鼻水

  • 鼻づまり

  • 目のかゆみ


ただし夏花粉では、

屋外で悪化しやすい場所依存性が強い(河川敷・公園へ行った、草刈りをした、など)、

のどの痒み・イガイガ感が出やすい、という特徴が目立ちます。


◆ 対策の違いを知ろう!

春花粉対策

  • マスク・メガネ

  • 洗濯物の室内干し

  • 外出後の洗顔・洗髪

花粉飛散が広範囲に飛ぶため全体的な防御が中心


夏花粉対策

  • 草むら・河川敷を避ける

  • 半袖・短パンでの接触を減らす

一番のポイントは「近づかない」こと


◆ よくある勘違い

❌「春花粉の時期は終わったのに・・・」→ 夏花粉の可能性あり

❌「今年は軽い」→ 生活リズム・行動パターンの変化が関係するケースもあり

❌「薬をやめたら悪化した」→ 季節の切り替わりで別の花粉に反応


◆ まとめ

項目

春花粉

夏花粉

主な原因

樹木(スギ・ヒノキ)

草(イネ科)

飛び方

遠くまで飛ぶ

近距離中心

特徴

どこでも症状

場所で変わる

対策

全体防御

近づかない

「春の花粉症が終わったのに調子が悪い」そんな方は、夏花粉への切り替わりを疑う必要があります。

特に、

  • 河川敷によく行く

  • 屋外活動が多い

  • 特定の場所で悪化する

こういった方は要注意です。


春花粉症の人の50%近くが夏や秋の花粉症を合併する、と言われており、決して少なくないんです。

症状が続く場合は、原因をしっかり見極めて対策することが大切ですね。

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