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耳鼻咽喉科専門医が、最新の知識と日常診療の経験をもとに、みなさまの健康に役立つ情報を発信しています。
花粉症・中耳炎・感染症対策など、よくある悩みから専門的な症状まで丁寧に解説しています。
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気象病・天気痛とは? 梅雨や台風で起こる頭痛・めまい・耳閉感の原因と対策
「雨が降る前になると頭が痛い」「台風の前後にめまいが強くなる」——そんな経験はありませんか? 最近よく耳にする「気象病」や「天気痛」は、まさにこうした症状を指します。梅雨のこの時期、今回はその仕組みと対策についてお話しします。 🌀 気象病・天気痛とは? 「雨が降る前になると頭が痛い」「台風の前後にめまいが出る」——そんな経験はありませんか?最近よく耳にする「気象病」「天気痛」は、まさにこのような天候による体調不良を指します。 天候や気候の変化に伴って体調が崩れる状態を** 「気象病」 と呼び、その中でも頭痛などの痛みを伴う症状を 「天気痛」 といいます。主に気圧の変化**が関係しているとされています。 👂 内耳と自律神経の関係 耳の奥にある 内耳 には、気圧の変化を感じ取るセンサーがあります。このセンサーが急な気圧変化を感知すると、その刺激が脳へ伝わり、 自律神経のバランスが乱れる のです。 耳鼻咽喉科で多く見られる症状としては、 めまい 耳閉感(耳に膜が張ったような感じ) 頭痛などがあります。 雨や台風の前後、梅雨時に悪化することが多


イヤホンの正しい使い方を耳鼻科医が解説
イヤホン・ヘッドホンの使い方、間違っていませんか? ―知らないうちに“聞こえの神経”が傷つくことも― ◆ はじめに 今では、街のどこを見てもイヤホンやヘッドホンをつけた人を見かけます。コロナ禍以降はオンライン会議やリモート授業などが増え、イヤホン類は生活の必需品になりました。 しかし、便利な一方で 「間違った使い方」 が広がっていることをご存じでしょうか。 以前話題になった「イヤホンガンガンゲーム」のように、 大音量で音楽を流しながら遊ぶ行為 が若い世代を中心に拡散した過去があります。楽しそうに見えますが、耳にとっては非常に危険です。 はっきり言います。 「絶対にダメです!」 ◆ 聞こえの神経が傷つく? ― 音響外傷とは ― 強い音を聞くことで、耳の奥にある「聞こえの神経(有毛細胞)」が傷つく状態を 音響外傷 と呼びます。 ライブや大音量の音楽のあとに 耳がキーンと鳴る 耳が詰まった感じがする といった症状が出た経験はありませんか? これは、聞こえの神経がダメージを受けた 危険信号 です。 多くの場合は数時間〜半日ほどで回復しますが、


花粉症・感染症対策で有効なマスクは?
― 春だけじゃない、マスクの役割を見直そう ― コロナ禍以降、私たちの生活様式は大きく変わりました。その変化に気を取られているうちに、気付けば春・秋の花粉シーズン、ハウスダスト、風邪ウイルスなどによる影響を一年を通して受け続けています。 花粉症・感染症対策の代表格といえば、やはり「手洗い・うがい」と「マスク」。 本記事では 花粉シーズンを前提にしつつ、日常生活全体を見据えた“マスクの正しい使い分け” を整理して解説します。 🎭 マスクの種類、どう違う? コロナ禍以降、マスクの種類による予防効果の違いが検証され、 特に「ウレタンマスクは効果が低い」という点が広く知られるようになりました。 ウレタン・布マスク → 不織布と比べると、飛沫の拡散防止・吸い込み防止効果は弱め 不織布マスク → フィルター性能が高く、花粉・ウイルス対策に適している ただし最近では、高性能な布・ウレタンマスク も登場しています。 「不織布以外はすべてダメ」というわけではなく、場面に応じた使い分け が重要です。 ※以下は、花粉シーズンを想定した院長個人の考えに基づく
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