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耳鼻咽喉科専門医が、最新の知識と日常診療の経験をもとに、みなさまの健康に役立つ情報を発信しています。
花粉症・中耳炎・感染症対策など、よくある悩みから専門的な症状まで丁寧に解説しています。


【補足解説】鼻うがいは本当に効果がある?耳鼻科医がエビデンスと臨床経験から解説
以前に「鼻うがいのメリット・デメリット(現在は改題して「 鼻うがいは本当に安全?耳鼻科医が教えるメリット・デメリットと正しいやり方」 )」という記事を書いたところ、想像以上に多くの方に読んでいただきました。 それだけ、「鼻うがいって意味あるの?」「本当にやった方がいいの?」と疑問を持つ方が多いということなのでしょう。 本記事では、以前の記事内容を踏まえつつ、 現在分かっている知見と日常診療での実感 をもとに、鼻うがいの「効果がある場合・そうでない場合」について整理します。 詳しいやり方や注意点は → 鼻うがいは本当に安全?耳鼻科医が教えるメリット・デメリットと正しいやり方 へ 「アレルギー性鼻炎に対する、生理食塩水を用いた鼻うがい」 なんていう論文がありますが、要するに、アレルギー性鼻炎の人が鼻うがいをしたら何もしない人よりも症状が軽くなった、と結論づけているんです。 前述した通りやり方には若干の注意が必要ですが、適切にできればとても良い方法ですね(ちなみに、塩分濃度の違いによる治療効果には有意差は認めなかったとか)。...


花粉だけじゃない!?
ヒノキ花粉が最盛期に向かっています。 ツラい時期を過ごしている方が大勢いらっしゃいますが、そこにさらなる追い討ちが。 まさに「泣きっ面に蜂」とも言える状況です。 その犯人は、「PM2.5」と「黄砂」。 これらは大気汚染物質の1つで、車や工場からの排ガス、中国ゴビ砂漠の砂塵な...


花粉症なのに“のどが痛い・咳が出る”のはなぜ?原因と対策を解説
耳鼻科医が解説する意外な原因 花粉症シーズン、みなさん大丈夫でしょうか? この時期、クリニックでは・のどが痛い・のどがイガイガする・咳が続くといった相談がとても増えます。 「風邪かな?」と思って受診される方も多いのですが、実は 花粉が原因の“のど症状” であるケースが少なくありません。 特に 「朝起きた時にのどが痛い」「 夜になると咳が出る」 という方は、口呼吸による刺激の可能性があります。 ◆ なぜ花粉で「のど」や「気管」がやられるのか? 原因①:口呼吸で花粉を吸い込んでしまう 花粉症の方は、そもそも鼻の通りが良くないことが多く、無意識のうちに口呼吸になりがちです。 その結果──・口から吸い込んだ花粉が のどの粘膜に付着 → イガイガ・痛み ・さらに気管まで入ると 咳の原因 となります。 原因②:のどの粘膜が乾燥しやすい 口呼吸をしていると、のどが乾きやすく粘膜防御機能が低下。そこに花粉が付くと症状が強く出やすくなります。 ◆ のどの症状が強い人の特徴 診察していてよく感じるのは、 症状のわりに、のどの炎症が軽い ということです。


インフルエンザと花粉症
インフルエンザが猛威を振るっている最近ですが、早くも花粉症関連の症状が出始めています。 寒い日が多い中、気温がある程度上がる日には既に少量ながら花粉飛散が始まっているようです。 事実、この1週間で花粉症の症状を発症し出した方が出てきています。...


スギ花粉のあとに注意すべきは・・・
ようやくスギ花粉がピークを越えようとしていますが、まだまだ油断できないのはご存じの通り。 そう、そろそろヒノキ花粉の飛散が増えてくるんです。 関西ではヒノキ花粉のピークは4月上旬から中旬にかけてであり、今後は徐々に飛散量が増えていきます。...


スギ・ヒノキの後は“イネ科花粉”!知らないと損する重要ポイント
【イネ科花粉の注意点は?】 スギ・ヒノキが終わったのに症状が続く…その理由 春のスギ・ヒノキ花粉が終わり、ようやく落ち着いたと思った矢先、「まだ鼻がムズムズする」「アウトドアに出ると目がかゆい」という方が意外と多いんですね。 実はこの時期、 イネ科花粉 が本格的に飛び始めます。しかも、気候が良く外で過ごす時間が増えることで、 知らないうちに花粉に触れてしまう機会が一気に増える のです。 さらに、黄砂やPM2.5が飛ぶ日は 気道の刺激が重なり、症状が悪化しやすい とも言われています。(出典:環境省「大気汚染物質広域監視システム」) ◆ イネ科花粉の“特徴”を知ると対策が立てやすい イネ科花粉には、スギ花粉とは違う特徴があります。 雑草として地面近くに生えるため、飛散距離は短い 広い範囲には飛ばないが、近くには“濃い”花粉の層がある 近づくと一気に大量に吸い込んでしまいやすい つまり、 遠くから飛んでくる花粉ではなく、「近寄ると危険」なタイプ と言えます。 ◆ では、どこが“近く”なのか? イネ科雑草が特に多いのは以下のような場所です。 河川敷
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