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年始ご挨拶 + コロナ対策⑪ やらなくていいコト


 2022年になりましたね。明けましておめでとうございます。

今年こそ、今年こそ皆が心の底から笑える良い年になりますように。



 昨年は最初の投稿が1月20日でしたが、この時の件名は「屋外での診察について」。

コロナの影響で急性炎症症状のある患者さんを屋外で診察する必要が生じたことからその旨の案内をしたのですが、<新年><おめでとう>などのワードは1つも使われていませんでした。

自分のことながら、「新年を祝ってる場合じゃない」というのが大きかったのだと思います。

この事実だけで自分がいかに追い詰められていたのかがわかりますね、怖い。


今年もまだまだ油断できない時期が続きますが、昨年とは少し事情が異なります。

①感染リスクを高める条件がわかってきた、

②ワクチン接種が進んできた、

③年明け以降、一定の条件下でコロナ感染症の内服薬処方が可能になる、

といった具合で、対抗手段を講ずることができるようになってきたからです。


日本人に対しての治療薬の効果が明確になり、薬剤の供給が安定し、一般開業医でも普通に処方できるようになれば、インフルエンザと同等の対応で良くなるのでは、という期待が持てるわけです。



 さて、ここで本題。

継続するコロナ禍にありながら必要な対策は行うべきですが、一方で「やらなくていいコト」もある訳で・・・。今回はその「やらなくていいコト」について書いてみたいと思います。


1)1日中どこにいてもマスク

 人混みを除く屋外の移動中や一人で(もしくは家族のみで)車に乗っている時のマスクは不要です。

2)日常生活の中でのビニール手袋着用

 誤った安心感の下で、かえって様々な箇所を気にせず触ってしまうリスクを高めます。適切なタイミングで、その都度消毒液を使う方が良いですね。

3)ステイホームの徹底

 キチンと感染対策できている場所・店舗で人数・時間を遵守すれば、極端な外出制限は不要です。

4)コロナ関係のニュースばかりチェックする

 特にネット上には誤情報が氾濫、不確実な根拠をもとに執筆された書籍も多数なんです。「引用・出典等を明確にしていない情報は怪しい」と思って下さい。


<注意はするけど、過敏にはならない>

<必要なことをキチンとやる(不要なことはしない)>


あまり長文でも読みにくいかと思い、要点のみ簡潔にまとめました。


 

 年始は1月4日(火)から通常診療となります。

皆様、良いお正月をお過ごし下さい。





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