PM2.5と黄砂、いつ飛ぶ? 春だけじゃない飛来シーズンと対策
- shibata.ent

- 2017年5月21日
- 読了時間: 2分
更新日:4 日前
「PM2.5」と「黄砂」が飛ぶ時期、知っていますか?
「注意しなきゃなー」と思っていても、相手の正体を知らなければ、なかなか有効な対策は取れませんよね。今回は「PM2.5」と「黄砂」について、飛ぶ時期とその特徴を簡単に整理してみましょう。
■ PM2.5とは?
「PM」とは “particulate matter(微粒子)” の略。そのうち 直径2.5μm(マイクロメートル)以下 の粒子を「PM2.5」と呼びます。(1μm=0.001mm、つまり非常に細かい粒子です)
主な発生源は 工場や車の排ガス などの大気汚染物質。日本では 偏西風が強くなる3〜5月に濃度が上がりやすい のですが、実は 1年を通して少なからず飛来 しています。

■ 黄砂とは?
黄砂は、中国大陸の ゴビ砂漠などの砂塵 が風で舞い上がり、日本まで運ばれてくる現象です。
粒の大きさは 約4μm といわれ、PM2.5より少し大きい程度。
主に 3〜5月に数日〜十数日ほど観測 されますが、それ以外の季節は日本に届くことはほとんどありません(ホッ)。

■ 花粉との違い
参考までに、スギやヒノキの花粉は 20〜40μm。それと比べると、PM2.5や黄砂ははるかに小さく、鼻・のど・気管支・肺の奥深くまで入り込みやすい のが厄介なところです。
■ 今日からできる簡単対策
暑くてもできるだけ マスクを着ける
口を閉じて鼻呼吸 を意識する
うがいをこまめに
鼻を定期的にかむ・洗う
■ 自宅でできる追加対策
外だけでなく、室内の環境も工夫することで体への負担を減らせます。
空気清浄機を24時間弱運転(フィルターの掃除も忘れずに)
洗濯物や布団は室内干し・布団乾燥機を活用
帰宅後はすぐに洗顔・うがい・鼻かみを
掃除機よりも拭き掃除中心に(舞い上がりを防ぐ)
■ まとめ:結局、1年中注意が必要
PM2.5はほぼ通年、黄砂は春中心。そして花粉も春だけでなく初夏や秋にも種類を変えて飛んでいます。つまり――「真冬以外は何かしら飛んでいる」 のが現実です。
ちょっと残念な話ですが(笑)、できる範囲の対策を続けることが大切です。
小さな習慣の積み重ねが、のどや鼻の不快感を大きく減らしてくれます。
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