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耳鼻咽喉科専門医が、最新の知識と日常診療の経験をもとに、みなさまの健康に役立つ情報を発信しています。
花粉症・中耳炎・感染症対策など、よくある悩みから専門的な症状まで丁寧に解説しています。
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鼻うがいが痛い理由|やってはいけないNG行動と正しいやり方(耳鼻科医が解説)
「鼻うがいをしたら鼻がツーンと痛い…」「副鼻腔に水が入った感じがして不快」「鼻うがい=痛いもの」と思っている人も多いですが、 正しい方法 と 使ってはいけない水・器具 を守れば、鼻うがいは本来ほとんど痛くありません。 このページでは、耳鼻科で実際に多い相談をもとに 鼻うがいが痛くなる理由やってはいけないNG行動痛くならないコツ(正しいやり方) を分かりやすくまとめます。 1.鼻うがいが痛い主な理由 ① 水が「真水(=生理食塩水でない)」だから 水道水・浄水・ミネラルウォーターなど 塩分濃度 0% の真水 は、鼻の粘膜に入ると 強いしみる痛み を感じます。 ✔ 正しい濃度: 0.9%の生理食塩水 ✔ 市販の鼻うがい用の粉を使うのが安全 ② 水の温度が低すぎる・熱すぎる 冷たい水 → ツーンと響く熱い水 → 粘膜刺激で痛む ぬるま湯(32〜36℃前後) が最も自然です。 ③ 水の勢い・角度が強すぎる 家庭用吸入器・ハリのあるスポイト・シャワーなどから 直接鼻に水を入れる行為は絶対にNG。 ・鼻の奥の副鼻腔に無理に水が入り痛む ・中耳炎リスク

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2025年11月30日


注目:花粉情報に変更あり
今年は花粉がキツイです…! とにかく飛散量が多い! 「毎年“多い”って言ってない?」と突っ込まれそうですが、今年はこの10年で もっとも多い シーズン。 日々花粉情報をチェックしている方も多いと思いますが、実は今年、その**「花粉情報の見方」自体に変化**があったのをご存じですか? 今回は、その変化についてお話しします。 花粉情報の“基準”が変わった これまで花粉の飛散量は、「少ない」「やや多い」「多い」「非常に多い」の4段階で表示されてきました。 この基準は、ダーラム法という観測方法で「1㎠あたり何個の花粉が観測されたか」によってランク付けされたものです。 1989年に日本花粉学会とアレルギー協会が定義し、全国の自治体や日本気象協会、民間気象会社などが共通で使ってきたものだそうです。 新たに「極めて多い」ランクが登場! しかし、基準ができてから30年以上。現在では 当時の2倍以上の花粉数 を観測する地点も増加。 そのため日本花粉学会は、2023年12月に新しく「極めて多い」というランクを設け、全体で 5段階表示 に改訂しました(下図参照)。

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2025年3月16日


耳鼻科発:花粉症で眼が痒いあなたへ
眼の痒み に対する新しい薬剤が登場 当院は耳鼻咽喉科ですが、花粉症の患者さんの診察の際に「眼の痒み」についての相談を受けることも少なくありません。 もちろん、眼科ご専門の先生の診察を受けるのが理想的なのは大前提。ただ、なかなか複数科の受診が困難なケースなどで相談を受ける場面がある、という訳です。 「眼が痒い」=「点眼薬処方」が従来の対応でしたが、新たに「塗る目薬」とも言えるクリーム剤が登場したのをご存知ですか? 今回、眼科領域発であるこの薬剤について、眼科のみならず皮膚科・耳鼻咽喉科を含めた講演会が開催されたので、向学のため参加してきました。 本ブログでは、その講演会で勉強してきた内容をお伝えしようと思います(*印には私の感想・意見を書いてみました)。 アレルギー性結膜炎のリアル ●国民の40%がアレルギー性結膜炎に罹患している、という事実 *アレルギー性鼻炎が国民全体の50%、花粉症は国民の40%が罹患していることを考えれば、ほぼ同じ。 ●処方された薬をキチンと使う割合(アンケート調査) ・内服 57.4%、点眼薬 28.7%、点鼻薬 16.

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2025年2月11日


400℃とスギ花粉の関係、知ってますか?
問題:「400℃」と「スギ花粉」の関係は? 答えられたあなた、かなりの花粉症フリークです。 多くの人は???だと思われるこの数字、一体花粉とどんな関係があるのでしょう? 回答: 「年明け以降の最高気温の合計」が400℃を超えるとスギ花粉の本格飛散が始まる。 スギ花粉の飛散開始日とは? 厳密には既にスギ花粉の飛散は始まっていますが、 一定数以上の数の花粉が2日以上連続して観測された日が「飛散開始日」と定義されている んですね。 その飛散開始日とほぼ連動するのがこの「400」という数字なんです。 ここからいえることは、「暖かい日が多いほど花粉飛散の時期が早まる」ということ。 飛散開始が早まったとしてもシーズンが早く終わる分けではないので、その分は花粉症シーズンが長引くことになります~冬は冬らしく、寒い日が多い方が花粉症の人には優しい訳ですね。 話を元に戻すと、今年(2025年)は2月5日時点で年明け以降の最高気温の合計が既に「391.4℃」となっています。 2018年の京都市ではこの合計が400℃を超えた日がが2月20日だったこと

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2025年2月6日


花粉症・感染症対策で有効なマスクは?
春の花粉シーズン以外でも様々な影響あり コロナ禍以降、私たちの生活は大きく変わりました。その変化に気を取られているうちに、気付けば春・秋の花粉シーズン、ハウスダスト、風邪ウイルスなどによる負担が繰り返されています。 花粉症・感染症対策の代表格といえば、やはり「手洗い・うがい」と「マスク」。今回は 花粉シーズンを前提とした “マスクの正しい使い分け” を解説します。 🎭 マスクの種類、どう違う? コロナ禍以降、マスクの種類による予防効果の違いが検証され、特に「ウレタンマスクは効果が低い」という話題が広まりました。 ウレタン・布マスク:不織布より 飛沫の拡散/吸い込み防止効果が弱め 不織布マスク:フィルター性能が高く、 花粉・ウイルス対策向き ただし、最近は高性能の布・ウレタンマスクも登場しています。「全部ダメ」というわけではなく、 状況に応じて使い分けることが大切 です。 ※以下は花粉シーズンを前提とした、私の個人的な推奨です。 🚶 場面別:マスクの使い分け ① 屋外移動中 ◎ 花粉症の人 → 不織布マスク (車移動で窓を開けなければマス

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2021年2月18日


重要:花粉飛散開始が早まっている!
毎年、春の花粉の時期だけ受診される患者さんがおられますが、今年は例年よりも早めに受診される方が多い印象です。 何故? どうやら「例年よりも花粉が早めに飛んでいる」のが原因のようです。 <花粉の飛散開始を予測する方程式?>があるのですが、それは 「年明け1月1日からの最高気温の積算が400-500℃になると花粉飛散が始まる(=花粉シーズンに入る)」 というもの。 今年は暖冬で暖かい日が多いですが、1月25日までの最高気温の積算は363.8℃です(京都市)。 ちなみに2019年の同期間を計算すると236.4℃、何と約130℃も高いんです! 平均最高気温を10℃と仮定すると約2週間も早くシーズンインする計算になりますね。 今シーズンは「昨年よりも、例年よりも花粉は少な目」と予想されていますが、「少な目」という言葉に安心せずしっかりと対策することをおススメします。

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2020年1月26日


花粉症なのに“のどが痛い・咳が出る”のはなぜ?原因と対策を解説
花粉症シーズン、みなさん大丈夫ですか? 花粉がピークに近づく時期、クリニックでも「のどが痛い」「咳が続く」という相談がとても増えます。 実は、花粉症の症状は くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ だけではありません。 意外にも のどの痛み、イガイガ感、咳 といった“気道症状”が強く出る方が多くいるのです。 ◆ なぜ花粉で「のど」や「気管」がやられるのか? ● 原因①:口呼吸で花粉を吸い込んでしまう 花粉症の方は、そもそも鼻の通りが良くないことが多く、無意識のうちに口呼吸になりがちです。 その結果──・口から吸い込んだ花粉が のどの粘膜に付着 → イガイガ・痛み ・さらに気管まで入ると 咳の原因 となります。 ● 原因②:のどの粘膜が乾燥しやすい 口呼吸をしていると、のどが乾きやすく粘膜防御機能が低下。そこに花粉が付くと症状が強く出やすくなります。 ◆ のどの症状が強い人の特徴 診察していて感じるのは、 症状の割にのどの炎症(赤み)が軽い ということ。 ・熱がない・全身がしんどいわけでもないそれでも「のどがおかしい」という場合は👉 花粉による刺激

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2018年3月8日


400℃とスギ花粉の関係
問題:「400℃」と「スギ花粉」の関係は? 答えられたあなた、かなりの花粉症フリークです。 多くの人は???だと思われるこの数字、一体花粉とどんな関係があるのでしょう? 回答: 「年明け以降の最高気温の合計」が400℃を超えるとスギ花粉の本格飛散が始まる。 スギ花粉の飛散開始日とは? 厳密には既にスギ花粉の飛散は始まっていますが、 一定数以上の数の花粉が2日以上連続して観測された日が「飛散開始日」と定義されている んですね。 その飛散開始日とほぼ連動するのがこの「400」という数字なんです。 ここからいえることは、「暖かい日が多いほど花粉飛散の時期が早まる」ということ。 飛散開始が早まったとしてもシーズンが早く終わる分けではないので、その分は花粉症シーズンが長引くことになります~冬は冬らしく、寒い日が多い方が花粉症の人には優しい訳ですね。 話を元に戻すと、今年(2018年)は2月20日に年明け以降の積算最高気温が400℃を超えました(京都市)。 ということは・・・、いよいよスギ花粉症シーズン到来、という訳です。 飛散開始日以降は花

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2018年2月21日


PM2.5と黄砂、いつ飛ぶ? 春だけじゃない飛来シーズンと対策
「PM2.5」と「黄砂」が飛ぶ時期、知っていますか? 「注意しなきゃなー」と思っていても、相手の正体を知らなければ、なかなか有効な対策は取れませんよね。今回は「PM2.5」と「黄砂」について、飛ぶ時期とその特徴を簡単に整理してみましょう。 ■ PM2.5とは? 「PM」とは “particulate matter(微粒子)” の略。そのうち 直径2.5μm(マイクロメートル)以下 の粒子を「PM2.5」と呼びます。(1μm=0.001mm、つまり非常に細かい粒子です) 主な発生源は 工場や車の排ガス などの大気汚染物質。日本では 偏西風が強くなる3〜5月に濃度が上がりやすい のですが、実は 1年を通して少なからず飛来 しています。 ■ 黄砂とは? 黄砂は、中国大陸の ゴビ砂漠などの砂塵 が風で舞い上がり、日本まで運ばれてくる現象です。 粒の大きさは 約4μm といわれ、PM2.5より少し大きい程度。 主に 3〜5月に数日〜十数日ほど観測 されますが、それ以外の季節は日本に届くことはほとんどありません(ホッ)。 ■ 花粉との

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2017年5月21日


困ったものです・・・
最近、「のどがイガイガする」「咳が止まらない」「微熱っぽい」「頭が重い」など、はっきり風邪とは言い切れない不調で受診される方が非常に増えています。 特徴は、 ・極端に悪化しないかわりに長引く・市販の風邪薬を飲んでもあまり変わらない というパターン。 「これって何?」と不安になって受診されるわけですが、診察してみると—— 原因は“花粉”だけではなく、PM2.5・黄砂の影響がかなり大きい 中国大陸から偏西風に乗って飛来する PM2.5 と 黄砂 。これらは毎年 3〜5 月に増加し、PM2.5 はほぼ通年で観測されています。 そして、厄介なのはその「粒の小ささ」です。 花粉 (20〜40μm) 黄砂 (約4μm) PM2.5 (2.5μm未満) 花粉よりも圧倒的に小さく、 鼻・のどを素通りして気管や肺の奥まで入り込んでしまう 点が大問題。 例えるなら、 “目に見えない排気ガス”を吸い続けているようなもの。 黄砂は「黄色い悪魔」「殺人大気」と呼ばれるほどで、症状が出てもまったく不思議ではありません。 なぜ今、症状が増えているのか? ✔ 気候がよくなり

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2017年4月26日


鼻うがいのメリット・デメリットを耳鼻科医目線で解説します
「鼻うがいって本当に効果あるの?」 「やりすぎると逆に悪いって聞いたけど…」 外来でほぼ毎日のように受ける質問です。 ということで、今回は耳鼻科医の立場から、鼻うがいの【メリット・デメリット】をできるだけ分かりやすく解説します。 この鼻うがい、文字通り<鼻の中を”うがい”して洗浄する>という方法なんですが、花粉症・副鼻腔炎・慢性鼻炎などによる鼻づまりなどの不快な症状を和らげたい方にも注目されている方法です。。 ◆ 鼻うがいの目的は? 外部から侵入した異物(ホコリ・花粉など)をブロックする、鼻腔に入ったウイルスを捕らえて感染を予防・阻止する、吸い込んだ空気の温度・湿度を適切な状態に保つ、などの役割を持つ鼻。 その鼻の中をキレイにする目的で洗浄するんです。のどを守るためにうがいするのと同じ感覚、と考えてもらうとわかりやすいかもしれません。 ただ、どんな方法にもメリット・デメリットがあるので、その部分を知った上でトライして欲しいのです。今回はそのお話し。 ◆ 洗浄水の作り方・洗浄方法 ◎食塩水の作り方 お湯(37度前後)1リットルに食塩

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2016年3月16日
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