注目:花粉情報に変更あり
- shibata.ent

- 3月16日
- 読了時間: 2分
更新日:11月23日
今年は花粉がキツイです…!
とにかく飛散量が多い!
「毎年“多い”って言ってない?」と突っ込まれそうですが、今年はこの10年でもっとも多いシーズン。
日々花粉情報をチェックしている方も多いと思いますが、実は今年、その**「花粉情報の見方」自体に変化**があったのをご存じですか?
今回は、その変化についてお話しします。
花粉情報の“基準”が変わった
これまで花粉の飛散量は、「少ない」「やや多い」「多い」「非常に多い」の4段階で表示されてきました。
この基準は、ダーラム法という観測方法で「1㎠あたり何個の花粉が観測されたか」によってランク付けされたものです。
1989年に日本花粉学会とアレルギー協会が定義し、全国の自治体や日本気象協会、民間気象会社などが共通で使ってきたものだそうです。
新たに「極めて多い」ランクが登場!
しかし、基準ができてから30年以上。現在では当時の2倍以上の花粉数を観測する地点も増加。
そのため日本花粉学会は、2023年12月に新しく「極めて多い」というランクを設け、全体で5段階表示に改訂しました(下図参照)。

で、実際の画面がこちら。

実際の表示はこうなっています
気象情報サイトなどで見ると、「●●●●●(紫の●×5)」という表示が登場。見た目からして「これはヤバい」と感じるレベルです。
この新基準の運用は2024年から始まりましたが、昨年は花粉が少なかったため、「5段階目」に達した日はほとんどなかったはず(私は目にしていません)。
つまり――今年は初めて“極めて多い”レベルを体感する春なのです。
そんな日に屋外で長時間過ごすのは・・・、やめた方が良いです。
花粉ダメージが薬の効果を上回ることも
スギ花粉がピークを迎える今、あまりに飛散量が多いと、薬で抑えきれないケースが増えます。
大量の花粉を吸い込むと、アレルギー反応だけでなく急性炎症を起こすこともあります。(汚れた空気を吸い込んだのと同じで発熱・倦怠感など、風邪に似た症状が出る場合も。)
さらに、黄砂やPM2.5が重なると症状は悪化。「花粉+大気汚染」のダブルパンチには要注意です。
まとめ:今年は「花粉マシマシ」の春!
とにかく今年は例年以上に警戒が必要です。外出時はマスク・メガネ・帽子の三点セットを忘れずに。洗濯物の屋外干しも控えめにしましょう。
2025年春、「花粉マシマシ」の今こそ、**花粉対策レベルを1段階アップ!**して乗り切りましょう。




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