平成が終わりに近づき、新しい元号「令和」になる日が近づいています。
5月1日が新天皇即位に伴う祝日となるため、前後の祝日に挟まれた4月30日と5月2日が休日となるようです。
一般には4月27日から5月6日までの10日間が連休となるようですが、改元ムード一色の中、発表当初から医療の現場では「連休中の医療提供体制」について懸念されていました。
一番の問題は、9-10連休の間に急病になった患者さん達が救急外来に殺到した場合に医療機関側の受け入れ態勢が確保できないのでは、ということです。
3月になって厚労省から「連休中の医療提供体制について」のヒアリングというのがありましたが、私個人としては「遅きに失した」感が否めません。
休日・祝日に診察することが医師会への届け出事項と乖離するという事実にどう対処すべきか、またスタッフの調整や調剤薬局とのやり取り、検査機関の対応等の課題が山積していたことから、結果として診療できる体制の確保が困難と判断せざるをえませんでした。
前置きが長くなりましたが、
4月27日（土） 通常通り
4月28日～5月6日（月・祝） 休診
5月7日（火）～ 通常通り
となります。
4月26・27日、5月7・8日あたりは混雑が予想されますので、急性疾患以外でお時間に余裕のある方はその前後での受診をご検討頂ければ幸いです。
