「ただのいびき」と思っていませんか?危険ないびきのサイン
- shibata.ent

- 1 日前
- 読了時間: 3分
「いびきは体質だから仕方ない」そう思っていませんか?
確かに、疲れている日やお酒を飲んだ日だけのいびきは珍しくありません。
しかし中には病気のサインとしてのいびきもあり、特に注意したいのが**睡眠時無呼吸症候群(SAS)**です。
今回は**受診を考えた方がよい「注意すべきいびき」**について解説します。
◆ いびきはなぜ起こる?
いびきは、睡眠中に空気の通り道(上気道)が狭くなることで起こります。
眠っている間は筋肉の緊張がゆるむため、
軟口蓋(のどの奥)
舌
のど周囲の組織
が振動して音が出やすくなります。
つまりいびきは「空気の通り道が狭くなっているサイン」と言えます。
◆ 注意したい「危険ないびき」のサイン
次のようないびきがある場合は注意が必要です。
① いびきが毎晩続く
たまにではなくほぼ毎晩いびきをかく場合、慢性的・継続的に気道が狭くなっている可能性があります。
② いびきが途中で止まる
家族から「いびきが止まって、しばらくしてから“ガッ”と息をする」と言われたことはありませんか?
これは睡眠中に呼吸が止まっている可能性があります。
③ 日中の眠気が強い/集中力が低下する
睡眠時無呼吸では睡眠の質が低下します。
その結果
日中強い眠気がある
以前と比べて集中力が続かない
会議や運転中に眠くなる
朝すっきり起きられない(熟睡感がない)
といった症状が出ることがあります。
④ 朝起きると頭が重い
睡眠中の低酸素や睡眠の質低下により
朝の頭痛
倦怠感
が出ることもあります。
①②については、そもそも睡眠中の出来事なので自分ではわかりません。
問題は③④ですが、これらの状態に「悪い意味で」慣れてしまっている場合があります。
結果として、自分自身の問題に気付けないことになってしまうケースが生じるので、注意が必要です。

◆ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に呼吸が何度も止まる病気です。
一般的には10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上あると診断されます。
無呼吸が続くと睡眠の質の低下・日中の眠気・生活の質の低下などにつながります。
さらに
高血圧/糖尿病
心臓病
脳血管疾患
との関連も指摘されています。
◆ いびきの原因はさまざま
いびきの原因は一つではありません。
大人では
肥満(身長/体重のバランス不良)
鼻づまり(アレルギーを含む鼻炎・副鼻腔炎・鼻中隔弯曲)
飲酒
加齢(気道確保のための筋力低下)
あごの形(もともとアジア人は下顎が小さめ)
などが関係します。
また、子どものいびきでは
扁桃肥大
アデノイド
鼻炎
などが原因になることがあります。
◆ 気になるいびきがある場合は相談を
いびきは単なる生活習慣の問題のこともあれば、治療が必要な病気のサインのこともあります。
最近では自宅でできる簡易検査もあり、比較的負担なく評価できるようになっています。
「いびきが大きいと言われる」「呼吸が止まると言われた」「日中の眠気が強い」
こうした症状がある場合は、一度医療機関で相談してみることをおすすめします。
▶ 睡眠の質が気になる方へ
▶ 「いびき対策」シリーズ
→ 注意すべきいびきとは?(本記事)
▶ 睡眠時無呼吸症候群について



