top of page

「ただのいびき」と思っていませんか?危険ないびきのサイン

「いびきは体質だから仕方ない」そう思っていませんか?

確かに、疲れている日やお酒を飲んだ日だけのいびきは珍しくありません。


しかし中には病気のサインとしてのいびきもあり、特に注意したいのが**睡眠時無呼吸症候群(SAS)**です。

今回は**受診を考えた方がよい「注意すべきいびき」**について解説します。


◆ いびきはなぜ起こる?

 いびきは、睡眠中に空気の通り道(上気道)が狭くなることで起こります。

眠っている間は筋肉の緊張がゆるむため、

  • 軟口蓋(のどの奥)

  • のど周囲の組織

が振動して音が出やすくなります。


つまりいびきは「空気の通り道が狭くなっているサイン」と言えます。


◆ 注意したい「危険ないびき」のサイン

 次のようないびきがある場合は注意が必要です。

① いびきが毎晩続く

 たまにではなくほぼ毎晩いびきをかく場合、慢性的・継続的に気道が狭くなっている可能性があります。

② いびきが途中で止まる

 家族から「いびきが止まって、しばらくしてから“ガッ”と息をする」と言われたことはありませんか?

これは睡眠中に呼吸が止まっている可能性があります。

③ 日中の眠気が強い/集中力が低下する

 睡眠時無呼吸では睡眠の質が低下します。

その結果

  • 日中強い眠気がある

  • 以前と比べて集中力が続かない

  • 会議や運転中に眠くなる

  • 朝すっきり起きられない(熟睡感がない)

といった症状が出ることがあります。

④ 朝起きると頭が重い

 睡眠中の低酸素や睡眠の質低下により

  • 朝の頭痛

  • 倦怠感

が出ることもあります。


①②については、そもそも睡眠中の出来事なので自分ではわかりません。

問題は③④ですが、これらの状態に「悪い意味で」慣れてしまっている場合があります。

結果として、自分自身の問題に気付けないことになってしまうケースが生じるので、注意が必要です。



◆ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

 睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に呼吸が何度も止まる病気です。

一般的には10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上あると診断されます。


無呼吸が続くと睡眠の質の低下・日中の眠気・生活の質の低下などにつながります。

さらに

  • 高血圧/糖尿病

  • 心臓病

  • 脳血管疾患

との関連も指摘されています。


◆ いびきの原因はさまざま

 いびきの原因は一つではありません。

大人では

  • 肥満(身長/体重のバランス不良)

  • 鼻づまり(アレルギーを含む鼻炎・副鼻腔炎・鼻中隔弯曲)

  • 飲酒

  • 加齢(気道確保のための筋力低下)

  • あごの形(もともとアジア人は下顎が小さめ)

などが関係します。

また、子どものいびきでは

  • 扁桃肥大

  • アデノイド

  • 鼻炎

などが原因になることがあります。


◆ 気になるいびきがある場合は相談を

 いびきは単なる生活習慣の問題のこともあれば、治療が必要な病気のサインのこともあります。

最近では自宅でできる簡易検査もあり、比較的負担なく評価できるようになっています。


「いびきが大きいと言われる」「呼吸が止まると言われた」「日中の眠気が強い」

こうした症状がある場合は、一度医療機関で相談してみることをおすすめします。



▶ 睡眠の質が気になる方へ


▶ 「いびき対策」シリーズ


▶ 睡眠時無呼吸症候群について

柴田クリニックのロゴマーク①

耳鼻咽喉科・アレルギー科 柴田クリニック    

柴田クリニックの電話番号

    075-751-6600

柴田クリニックの住所
柴田クリニックの情報

606-8306    京都市左京区吉田中阿達町38-8

Copyright (c) 2016 Shibata-clinic All Rights Reserved.

bottom of page