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執筆者の写真shibata.ent

コロナ・ガマン限界!?

寝ても覚めても <コロナ・コロナ>

蓋を開ければ <緊急事態宣言>

TV・SNSを見れば <自粛>


「あーっ、もう!」って、なりません?なりますよね?なると思います。

かれこれ1年以上もこんな生活を強いられているんです。ガマンしなきゃいけないのもわかってるし、辛抱しなきゃいけないのもわかってます。

でも、でもですよ、「もういい加減にして!」なんて思う人が出てくるのも頷けます。


私自身、大好きなゴルフも回数を減らし、外食はほとんどしません。

自宅兼クリニックなので、一歩も屋外に出ない日の方が多いくらいです。そんな日は、急性炎症の患者さんの診察のために外出?するのみ。


「仙人か!?」ぐらいの節制した日々を送り、

「孤独か!?」ぐらい一人の時間を過ごし、

「自分、大丈夫か!?」と自問自答しています。



それでも何とか自分を保てているのは、他ならぬ「医師としての責務」があるから。

こんな自分を頼ってくれる患者さんがいるから。

日々、様々な症状を訴える患者さんの言葉に耳を傾け、なだめ、励まし、少しでも改善に導くべき道を示せるよう、そこにフォーカスし、注力し、集中できているから。

コロナの重症患者さんを受け入れ、自身を犠牲にし、激務に耐えながら必死にもがいている同業者の痛みがわかるから。



でも、自分が医療関係者でなかったら、この自制はできていたかな?

時々疑問に思うのです。


飲食・小売や対面販売・大型商業施設など、それ以外にも様々な業種・職種の皆さんがこれまでに経験したことのない難局に直面しています。

自身のことで手一杯、周囲のことを考える余裕なんてどこにも無い、という方もたくさんおられると思います。


仕事終わりで同僚と乾杯したいよね、

たまの休みには気晴らしにお出かけしたいよね、

久しぶりにショッピングに出かけたいよね、

仲間と大声で笑い合いながら美味しいご飯食べたいよね、

イヤホン越し・画面越しじゃなくて、直接会話したいよね。


でもこれって、全てが「今まで通りの日常」が取り戻せて、初めて実現可能ですよね?

「全部元通り」とはいかなくても、それに近い「普通に過ごせる日々」が取り戻せて初めて実現可能になるんですよね?



100~200年に一度繰り返される未知の疫病との闘い。

過去の歴史においても、皆の努力と英知を結集して乗り越えてきた歴史があります。

逆に言えば、皆の努力と英知を結集しなければ乗り越えられないものでもあるんです。


多くの制約や制限がある中ですが、ここは今一度皆の力を合わせて、この難局を乗り越えなければなりません。


何も気にせず、日常生活・社会活動を送れるようになる日を目指して、

制限がある中で「こそっと」何かをするのではなく、

制限がない中で「堂々と」何でもできる日を目指して、

その日その時を待ちながら、今は充電期間と位置付けましょう!



最後に日本政府にお願い、「早くワクチン接種広めてーー!」



https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/11/3.html

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