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2023年始、発熱外来レポート

 明けましておめでとうございます。

2023年になりました、皆様の新年はいかがでしたか?

今回は、お正月早々に開設した発熱外来につきレポートします。


 

 昨年11月時点で「コロナ第8波」と言われる状況が始まっており、同時に「3年ぶりのインフルエンザ流行」も懸念されたことから、年末年始における診療・検査体制整備に関する依頼が京都府・京都市からありました。

要するに、<個々の診療所・クリニックにおいて、年末年始にも新型コロナウイルス感染症が疑われる患者さんの診察・検査をやって欲しい>ということです。


「確かに、このままだと救急を受け入れている病院の負担が大きいよなー」

「でも、せっかくの休みだし、病院は交代勤務だから一人で全部やる訳じゃないしなー」

「かと言って、休診の医療機関が多いとみんな困るよなー・・・」

悩みましたが、最終的に年明け1/1と1/3に午前中だけですが発熱外来をやることを決断しました(快く休日出勤を引き受けてくれたスタッフに感謝)。


・コロナ禍以降、発熱等の急性炎症症状がある患者さんは屋外で診察・検査の対応をしているので、基本的にはその流れを継承。

・解熱鎮痛薬・抗インフルエンザ薬・漢方薬(1種類だけ)を院内処方できるようにして、その他は当日開業している薬局さんに依頼することに。

・電話連絡なしの突撃受診があった際の対応につき確認。


2022年の大晦日は紅白歌合戦を久しぶりに番組冒頭から視聴しつつ年越しそばを堪能。が、翌日に備えて早めに就寝(2022年最後に聞いた歌は安全地帯の「I Love Youからはじめよう」になりました笑)。






 1/1(日)


準備万端?で迎えた当日ですが、9時前から電話が鳴りやまず。

診察・検査の対応をしている間は電話を受けられず、「やはり1医療機関では限界があるなー」と思いながらの対応になりました。


1.2人目 30代女性とそのお子さん(1歳)・・・コロナ陽性

3人目 20代女性・・・インフルエンザ陽性

4人目 10代男性・・・コロナ/インフルエンザ陰性

5.6人目 30代女性とそのお子さん(0歳)・・・コロナ/インフルエンザ陰性

7.8.9人目 40代男性・30代女性夫婦とそのお子さん(0歳)・・・コロナ陽性

10人目 30代女性・・・コロナ陽性

11人目 40代女性・・・コロナ陽性

自身で検査をして陽性とのことで、薬の処方希望の電話が2件

その他問い合わせの電話が4〜5件


11件の検査をして7件がコロナ陽性、1件がインフルエンザ陽性。

コロナ陽性7件のうち、基礎疾患ありで抗ウイルス薬処方(+保健所への登録)手続きを要したのが1件。


薬処方に際して患者さんの住所近くの薬局を探す手間は、予想していたとは言え想定を超えるものでした。


1/3(火)


やはり早々から電話鳴り止まず。

スタッフは電話を白衣のポケットに入れながら、診療補助しつつ電話対応です(大変)。


この日は20代の受診者が多い一方、介護関係のお仕事の方もおられました。発熱などの症状がありながらマスクを含めた感染対策徹底が困難な認知症の利用者さんがいた、と。感染覚悟でお世話をしていましたが…、との切実な訴えを聞き複雑な気持ちに。


結果、トータル12名の受診。

検査11件、コロナ陽性8件、インフルエンザ陽性2件でした。



 コロナは全然減っていません。

そこに「コロナ疲れ」「コロナ慣れ」なんて言葉もあるように、少しずつ我々の中の警戒感が薄れてきているのも事実。

さらに、冒頭にお示しした通り今冬はコロナとインフルエンザの同時流行も現実味を帯びてきました。


ガチガチの感染対策をする必要はどこにもないけど、必要な対策は引き続きやっていきましょう。

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