問題:「400℃」と「花粉」の関係は?
答えられたあなた、かなりの花粉症フリークです。
多くの人は???だと思われるこの数字、一体花粉とどんな関係があるのでしょう?
回答:「年明け以降の最高気温の合計」が400℃を超えるとスギ花粉の本格飛散が始まる。
厳密には既にスギ花粉の飛散は始まっていますが、一定数以上の数の花粉が2日以上連続して観測された日が「飛散開始日」と定義されているんですね。
その飛散開始日とほぼ連動するのがこの「400」という数字なんです。
ここからいえることは、「暖かい日が多いほど花粉飛散の時期が早まる」ということ。
飛散開始が早まったとしてもシーズンが早く終わるわけではないので、その分は花粉症シーズンが長引くことになります~冬は冬らしく、寒い日が多い方が花粉症の人には優しい訳ですね。
話を元に戻すと、今年(2025年)は2月5日時点で年明け以降の最高気温の合計が既に「391.4℃」となっています。
2018年の京都市ではこの合計が400℃を超えた日がが2月20日だったことを考えると、2週間近くも早いことになります。
ということは・・・、いよいよスギ花粉症の本格シーズン到来、という訳です。
現在は強烈な寒波が来ているので花粉飛散は一休み中ですが、寒さが和らいだら一気に花粉シーズンに突入!となりそう。
飛散開始日以降は花粉症の症状が出てしまう方が急増しますので、ご注意を。
「花粉を吸い込まないために外出しない」、なんてのは無理なので、
・マスク(+ゴーグル)着用
・体調管理(寝不足や疲れは禁物!)
・点鼻薬や内服薬、目薬による対処(今年は2月10日頃から始めるのが良さそうです)
花粉症→鼻づまり→睡眠不足(鼻呼吸障害は睡眠の質を悪化させます)→疲れが取れない→さらに花粉症悪化、なんて負の連鎖にならないよう、しっかりと対策しましょうね。

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